• 本

夜のピクニック

出版社名 新潮社
出版年月 2004年7月
ISBNコード 978-4-10-397105-4
4-10-397105-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 342P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 高校生の友情を描く青春小説 「本屋大賞受賞作品」

    最後まで、わくわく、どきどき、あーよかった。という作品です。高校生活最大のイベントの2日間の「歩行祭」を描きます。大人が読んでも中高生が読んでも、さわやかな気持ちになれます。登場人物がミンナ良い人なのもいい。

    (2005年1月5日)

商品内容

文学賞情報

2005年 第26回 吉川英治文学新人賞受賞
2005年 第2回 本屋大賞受賞
2004年 キノベス!受賞

要旨

夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために―。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る―。

出版社
商品紹介

高校最後のイベントに賭けた1つの願い。あの一晩の出来事は紛れもない「奇跡」だったと、あたしは思う。ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。

おすすめコメント

高校生活最後のイベントに賭けた、三年分の想い。あの一夜の出来事は、紛れもない「奇蹟」だった。吉川英治文学新人賞・本屋大賞受賞、永遠普遍の青春小説!

著者紹介

恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年、宮城県生れ。早稲田大学卒。92年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。活字でこんなことが出来るのか、という驚きと感動を提供して注目を浴びる。ホラー、SF、ミステリなど、既存の枠にとらわれない、独自の作品世界で沢山のファンを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)