• 本

天使の梯子

出版社名 集英社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-08-781319-7
4-08-781319-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 284P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 20代の若者が持つ、感情が手に取るように書き込まれている。久しぶりに出会う恩師の元女教師。彼は恋心をずっと持ち続けていた。それが彼氏との激しい口論の現場に居合わせ、お互い慰めあい、恋人になってく。近づけば近づくほど、気持ちが独占欲に変わり、そのプロセスがよく書かれている。高校生をはじめ若い人にはゼヒ読んでいただきたい。後半は推理小説と思われるほど、謎解きがある。誰にでも、1つや2つ過去を背負ってる。でも時が解決する。そのときは号涙するだろう。もう時が許していると。そんな希望、救いを与えてくれる。最後は爽快感すら覚える。

    (2005年2月11日)

  • 本当の純愛小説

    2004年は純愛小説ブームだったが、これが本物の純愛小説です。 まっすぐに愛し愛されるふたりを描きとても爽快です。 切ないよりもいとおしい。脇役の個性もみごと。さすがの村山作品です。

    (2005年1月5日)

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商品内容

要旨

『天使の卵』から10年。歩太・夏姫、29歳。8歳年下の男に熱愛される夏姫…。再び、あのせつない恋物語が甦る。

おすすめコメント

『天使の卵』、待望の続編! 愛を失った歩太と夏姫は、再び愛を取り戻すことができるのか。そして中学の担任教師だった夏姫にどうしようもなく惹かれていく慎一。傷ついた3人が織りなす切ない愛のドラマ!