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しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール

幻冬舎新書 か−1−3

出版社名 幻冬舎
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-344-98132-4
4-344-98132-4
税込価格 814円
頁数・縦 204P 18cm

内容詳細

要旨(情報工場提供)

いま、大多数の人は「めのくらむような幸福や成功」を求めて生きているわけではなく、「そこそこの生活」や、「ふつうの幸せ」を望んでいるにすぎない。しかし、現代社会では、たとえ「ふつうの幸せ」を手に入れてもそれが長く続くかどうか不安にかられたり、社会的セーフティネットが欠如しているために「ふつうの幸せ」どころか「ふつうの生活」さえままならない人が増えている。各種メディアでも活躍する現役の精神科医であり、立教大学現代心理学部教授も務める著者は、いまの社会で「ふつうの幸せ」を手に入れるためには、どのような考え方をすればよいか、というヒントをさまざまな角度から提示、現代社会論を展開している。

(要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2009年12月4日])

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商品内容

要旨

平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと、今、人々はやっと気がついた。雇用、医療、介護など社会のセーフティネットは重要だけれど、自分の外に求めるだけでは、人生はいつまでも満たされない。「ふつうの幸せ」を手に入れるには、「私が私が」という自慢競争をやめること。お金、恋愛、子どもにしがみつかないこと。物事の曖昧さ、ムダ、非効率を楽しむこと。そして他人の弱さを受け入れること―脱ひとり勝ち時代の生き方のルールを精神科医が提案。

目次

序章 ほしいのは「ふつうの幸せ」
第1章 恋愛にすべてを捧げない
第2章 自慢・自己PRをしない
第3章 すぐに白黒つけない
第4章 老・病・死で落ち込まない
第5章 すぐに水に流さない
第6章 仕事に夢をもとめない
第7章 子どもにしがみつかない
第8章 お金にしがみつかない
第9章 生まれた意味を問わない
第10章 “勝間和代”を目指さない

おすすめコメント

資本主義の曲がり角を経験し人々は平凡で穏やかに暮らせる「ふつうの幸せ」こそ最大の幸福だと気がついた。自慢しない。お金、恋愛、子どもにしがみつかない――新しい幸福のルールを精神科医が提案。

著者紹介

香山 リカ (カヤマ リカ)  
1960年札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会批評、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)