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消費税のカラクリ

講談社現代新書 2059

出版社名 講談社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-06-288059-6
4-06-288059-8
税込価格 792円
頁数・縦 221P 18cm
シリーズ名 消費税のカラクリ

商品内容

要旨

消費税とは弱者のわずかな富をまとめて強者に移転する税制である。…大口の雇用主に非正規雇用を拡大するモチベーションを与えて、ワーキング・プアを積極的かつ確信犯的に増加させた。…これ以上の税率引き上げは自営業者の廃業や自殺を加速させ、失業率の倍増を招くことが必定だ。…消費税は最も社会保障の財源にふさわしくない税目なのである。―誤解だらけの「消費税増税不可避論」に異議あり。

目次

第1章 消費税増税不可避論をめぐって
第2章 消費税は中小・零細企業や独立自営業を壊滅させる
第3章 消費者が知らない消費税の仕組み
第4章 消費税とワーキング・プア
第5章 消費税の歴史
第6章 消費税を上げるとどうなるか

著者紹介

斎藤 貴男 (サイトウ タカオ)  
1958年東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)