• 本

辺境ラジオ

出版社名 140B
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-903993-13-3
4-903993-13-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 379P 19cm

商品内容

要旨

MBSラジオにて深夜に不定期放送中の隠れた名番組が待望の書籍化!未放送部分&「あとがきトーク」も収録。階層社会、ウィキリークス、政権交代、「うめきた大仏」、東日本大震災、原発事故、民主党迷走、祈りの力、ポピュリズム…ニュースの読み方からリスナーの人生相談まで、「辺境」から見える本質とは?―。

目次

守るにせよ、崩すにせよ、「定型」はやっぱり大事。
2010年の重大ニュースをふり返る。
大阪を元気にするには、「うめきた大仏」しかない!
被災地に向けて、大阪からできることは。
立ち止まり、祈ることから始める、震災後の新しい生き方。
下り坂にさしかかった日本で、機嫌よく生きるために。
「おせっかい・アハッ!ラジオ」(内田樹×茂木健一郎×西靖)

出版社・メーカーコメント

毎日放送ラジオで深夜に不定期で放送されている「辺境ラジオ」。アメリカや中国ではなく日本、東京ではなく大阪、テレビではなくラジオ、ゴールデンタイムではなく深夜…という、「辺境」だからこそ見えるニュースの見方を考える人気番組です。2010年11月から密かに始まったこの番組、当初は三面記事や社会問題を語る内容だったものの、第3回目(3月6日)の放送直後に東日本大震災が起こってからは、「震災後の世界をどう生きるか?」がメインテーマに。リスナーから寄せられる、これからの生き方に関わる質問にも、丁寧に答えが提示されていきます。その意味では、2010年から2012年にかけて、日本がどのように変わったのかの記録でもあるわけです。内田樹先生のシャープでクリアな分析、名越康文先生の愛のあるメッセージ、そして両先生とリスナーとを絶妙につないでくれる西靖アナウンサーの言葉。時事問題を分析する本としても、機嫌よく生きるための処方箋としても読める1冊です!

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。2011年、21年間勤めた神戸女学院大学を退職し、現在同大学名誉教授。神戸市東灘区の自宅において合気道道場および学問指導のための私塾「凱風館」を主宰。著書多数
名越 康文 (ナコシ ヤスフミ)  
1960年奈良県生まれ。近畿大学医学部卒業。精神科医、京都精華大学客員教授。現在も臨床のカウンセリングを行いながら、テレビ・ラジオへの出演や、雑誌連載、講演活動など幅広く活動している
西 靖 (ニシ ヤスシ)  
1971年岡山県生まれ。大阪大学法学部卒業。1994年、アナウンサーとして毎日放送に入社。同社の夕方の人気番組である「ちちんぷいぷい」では、2011年から総合司会を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)