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日本が誤解される理由

イースト新書 018

出版社名 イースト・プレス
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-7816-5018-0
4-7816-5018-X
税込価格 946円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「頑固なラーメン屋のオヤジ」に象徴される「内向きキャラの開き直り」が持てはやされる国、日本。国内では、強いリーダーシップを持つ政治家に人気が集まる一方、海外メディアはこれを「日本の右傾化」「国家主義の復活」などと危惧する。しかし、普通の多くの日本人が、そのような思想を身にまとっているわけではない。日本が世界からさまざまな形で誤解されているということを、二〇年以上にわたり日本に滞在、テレビのコメンテーターとして日韓両国で活躍中の著者が丁寧に説く、体験的日本社会文化論。

目次

第1章 実は開かれた国、日本(福沢諭吉は一万円札にお似合いか?
すばらしき秩序がもたらす閉塞感 ほか)
第2章 実は激しい競争社会、日本(儒教の枠組みで日本を見直す
面子重視の組織文化 ほか)
第3章 実は大きくて強い国、日本(国力の大きさを客観視する
したたかさを評価したいODA外交 ほか)
第4章 日韓問題が冷静に議論できない理由―東浩紀×金慶珠(いまだに変わらない目線
ネット右翼を生んだ世代 ほか)

著者紹介

金 慶珠 (キム キョンジュ)  
1967年韓国・ソウル生まれ。梨花女子大学社会学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在は東海大学教養学部国際学科准教授。専門はコミュニケーション論、メディア論を中心とした社会言語学。日本のCS番組でキャスターを務めるなど日韓両国のテレビ・ラジオ番組に多数出演し、積極的に発言している。2005年、韓国仏教文化財団より韓日仏教文化学術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)