• 本

よるのばけもの

出版社名 双葉社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-575-24007-8
4-575-24007-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 245P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 夜になると、僕は化け物になる

    住野よる先生の単行本3つめの作品です。
    タイトルだけで選ぶとファンタジー作品と勘違いされる方もいると思いますが、この作品は、”いじめを取り巻く周りの人々”を題材にしており、読んだ人によって受け取り方や感想がかなり違う話だと思います。

    人間の誰しもが持っている「表の顔」と「裏の顔」を昼と夜で表現しているのが個人的に好きでした。

    先生の作品の中では一番考えさせられる物語ですが、ゆっくりと繰り返し読みたくなるお話しだと思います。

    (2017年8月8日)

  • よるのばけもの

    デビュー作でヒット作となった「君の膵臓をたべたい」、確実に住野ファンをつかんだ2作目「同じ夢を見ていた」に続く第3作。期待大で臨んだ本作は、主人公の中学生の男の子の一人称で進む話。これまでのイッキ読みよりは、あれやこれやと考えながらじっくりと読んでみてください。読者に考えることを常に求める、新しい住野よるの魅力が発見できる作品です。

    (2017年3月20日)

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商品内容

要旨

夜になると、僕は化け物になる。化け物になった僕は、夜の学校で、ひとりぼっちの少女と出会う―

おすすめコメント

夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。 ベストセラー『君の膵臓をたべたい』『また、同じ夢を見ていた』に続く、住野よる待望の最新作!!