商品内容
目次 |
昭和史の根底には“赤い夕陽の満州”があった―日露戦争に勝った意味 |
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出版社 商品紹介 |
昭和史の第一人者が年代を追って語り下ろした決定版。「底なしの無責任」が招いた戦争を繰り返さない日本へ、今こそ知りたい教訓の宝庫。 |
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昭和史の根底には“赤い夕陽の満州”があった―日露戦争に勝った意味 |
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昭和史の第一人者が年代を追って語り下ろした決定版。「底なしの無責任」が招いた戦争を繰り返さない日本へ、今こそ知りたい教訓の宝庫。 |
0100000000000031334473
4-582-45430-5
昭和史 1926−1945
半藤一利/著
平凡社
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BK
おすすめコメント
日本人はなぜ戦争をするのか? 昭和史の第一人者が年代を追って語り下ろした決定版。「底なしの無責任」がひき起こした数々の悲惨、テロが吹き荒れた時代……今こそこの教訓を生かす時!
内容抜粋
本書「あとがき」より
「すべての大事件の前には必ず小事件が起るものだ。大事件のみを述べて、小事件を逸するのは古来から歴史家の常に陥る弊竇(弊害、欠陥)である」と夏目漱石が『吾輩は猫である』(八)で書いている。たしかに大事件は氷山の一角で、下にはいくつもの小事件が隠されている。突如、事件が起きるというものではなく、時間をかけて、連鎖的にゆっくり形づくられてきた幾つもの要因があり、それらがまとまって大事件として噴出してくる。ある時点での人間の小さな決断が、歴史をとんでもないほうへ引っ張っていくこともある。それを語らなくては歴史を語ったことにはならない。むずかしさはそこにある。それにつけても、歴史とはなんと巨大で多様で、面白い物語であるかとつくづく思う。人間の英知や愚昧、勇気と卑劣、善意と野心のすべてが書き込まれている。歴史とは何かを考えることは、つまり、人間学に到達するのである。