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教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

出版社名 ポプラ社
出版年月 2006年12月
ISBNコード 978-4-591-09594-2
4-591-09594-0
税込価格 968円
頁数・縦 138P 19cm

商品内容

要旨

「Iの母親は主婦売春しています」と画像つきでばらまかれる嘘メール「汚い」と言われ続けて毎日必死に身体を洗う子どもの自己臭恐怖「退屈だから」といじめをエスカレートさせていく集団ヒステリー…子どもの世界で、いったい何が起こっているのか?地獄の心理ゲームと化した「いじめ」の正体を示しいま、大人がなすべきことを具体的に、ズバリ提示する。

目次

第1章 「いじめ」は解決できる―雄二君(仮名)の相談事例から
第2章 大人に見えない残酷な「いじめ」(メールで噂話をばらまく―「エンコーしてる」と噂を流されたSちゃん
本人ではなく、家族を中傷する―家族の偽写真をメールで流されたIちゃん
いじめの「ON」と「OFF」を使いわける―「今日は、例のあの日」を繰り返されたK君
共犯関係を演出し金銭要求する―「一緒に遊ぶ金だろ?」とお金を要求され続けたT君
女の子同士で徹底して恥をかかせる―下着を貼り出されたYちゃん
「汚い」「醜い」というイメージを植えつける―毎日給食を食べられなかったR君
発覚しない小さな暴力を繰り返す―コンパスで背中を刺され続けたO君
完全否定の「なんで?」を繰り返す―「なんで生きてるの?」と言い続けられたTちゃん
奴隷にしてしまう―万引きから援助交際まで、命令され続けたIちゃん)
第3章 なぜクラス全員が加害者になるのか?
第4章 「いじめ」を解決するための実践ルール―親にできること、すべきこと、絶対してはならないこと
第5章 「いじめ」に気づくチェックリスト

おすすめコメント

「Iの母親は主婦売春しています」と画像つきでばらまかれる嘘メール、「汚い」と言われ続けて毎日必死に身体を洗う子どもの自己臭恐怖、「退屈だから」といじめをエスカレートさせていく集団ヒステリー……。子どもの世界で、いったい何が起こっているのか? 児童相談所のカウンセラーが、恐るべき速度で「進化」するいじめの謎を解き、いま、大人がなすべきことを具体的に、ズバリ提示する。

出版社・メーカーコメント

恐るべき速度で進化し続けるいじめの謎を解き、対処と解決法をズバリ提示する。

著者紹介

山脇 由貴子 (ヤマワキ ユキコ)  
1969年東京生まれ。横浜市立大学心理学専攻卒。現在、東京都児童相談センター・心理司。年間100家族以上の相談や治療を受け持つ。ストリートチルドレンの急増するベトナム政府から依頼を受け、児童相談所のスタッフ養成のための講演を行うなど、国内外を問わず幅広く活躍。また、新聞や雑誌への寄稿を通し、臨床現場の生の声を発信し続ける、いまもっとも注目される若手臨床家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)