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近代日本の転機 明治・大正編

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-642-07974-7
4-642-07974-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 298,4P 20cm
シリーズ名 近代日本の転機

商品内容

要旨

黒船来航、戊辰戦争、廃藩置県、西南戦争、憲法発布、韓国併合、米騒動、パリ講和会議、ワシントン会議…。歴史にはその流れを大きく変え、または加速させ、歴史の行方を決定づけた転換点がある。明治・大正の日本を変えた32の“その時”。

目次

黒船来航―プロローグ
1 封建体制の解体と文明化(排除された「最期の将軍」―小御所会議
五稜郭陥落―戊辰戦争の終結
廃藩置県の発令―その日の東京・福井
散髪と様相―「因循姑息」から「文明開化」へ
陸蒸気が運んだ文明―鉄道の開通
薩軍敗退への分岐点・熊本城の攻防―西南戦争
内国勧業博覧会と万国博覧会―殖産興業
大久保利通暗殺―明治創業期の終焉)
2 立憲政治の実現(府県会の開設―地方自治の整備
政党の結成―自由党の誕生
伊藤博文のヨーロッパ観察と立憲政治調査―「性急すぎる日本の改革」
立憲政治の実現へ―大日本帝国憲法の発令
日本最初の政党内閣―隈板内閣の明暗
新しいメディアの形成―『万朝報』の創刊)
3 帝国日本の伸張(三国干渉と黄禍論
「百日維新」と日本―清末中国知識人の変法強国の悲願
八幡製鉄所の創業―近代産業の発展と国際競争力
新聞の主戦論と倒閣運動―「ロシア討つべし、弱腰内閣倒すべし」
外債発行の現場から―ロンドンの高橋是清
深刻化する日本人移民問題―学童隔離の衝撃
韓国併合)
4 民衆の時代(『青鞜』の創刊―「元始女性は太陽であった」の宣言
憲政擁護・閥族打破―第一次護憲運動
「越中女一揆」―米騒動の発端
「平民宰相」の登場―原敬内閣の誕生
憲法記念日の大示威行進―普通選挙の実現を求めて)
5 国際協調とアジアのナショナリズム(人種差別撤廃ならず―パリ講和会議と日本
三・一運動―日本の朝鮮「武断統治」の破綻
五・四運動―現代中国の胎動
ワシントン会議―海軍軍備制限条約、九ヵ国条約への調印
幣原喜重郎外相と南京事件―対中政策をめぐる論争)

出版社
商品紹介

明治・大正の日本を変えた32の“その時!”黒船来航、戊辰戦争、廃藩置県、西南戦争、憲法発布、韓国併合、パリ講和会議…。

著者紹介

鳥海 靖 (トリウミ ヤスシ)  
1934年東京に生まれる。1958年東京大学文学部国史学科卒業。1961年同大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程中退。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)