天地明察
出版社名 | 角川書店 |
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出版年月 | 2009年11月 |
ISBNコード |
978-4-04-874013-5
(4-04-874013-X) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 475P 20cm |
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書店レビュー
総合おすすめ度:
全2件
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☆2010年本屋大賞受賞作です☆
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おすすめ度
- 金龍堂まるぶん店 (熊本県熊本市中央区)
主人公、渋川春海が碁、測量、改暦など様々な出会いを通じてどんどん成長していく様は読んでいて痛快でした!!
年を負うごとに春海の性格が少しずつ変わっていく様をうまく書き分けられており、「冲方丁恐るべし!!」と唸らずにはいられませんでした。遅まきながら、オススメです!(2012年2月8日)
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おすすめ度
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歴史好きにはたまらない!!
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おすすめ度
- ブックスオオトリ高円寺店 (東京都杉並区)
日本で最初の暦を作成した渋川春海こと二代目安井算哲の話。時は家綱の時代、水戸光圀や雅楽頭酒井忠清。保科正之等時代小説好きにはたまらない人名がちらりほらりと登場する。いかにして大和暦が誕生したか、天と地を数字で明らかにする世界を堪能あれ☆
(2010年2月15日)
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おすすめ度
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商品内容
文学賞情報 |
2011年
第4回
大学読書人大賞 休止(第8回まで)受賞 |
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要旨 |
江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。 |
出版社 商品紹介 |
江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。日本独自の太陰暦を作り上げる計画を、個の成長物語として重厚に描く傑作時代小説。 |
おすすめコメント
江戸、四代将軍家綱の御代。戦国期の流血と混迷が未だ大きな傷として記憶されているこの時代に、ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの計画は、そのまま文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれながら安穏の日々に倦み、和算に生き甲斐を見いだすこの青年に時の老中・酒井雅楽頭が目をつけた。「お主、退屈でない勝負が望みか?」日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描いた新境地。時代小説家・冲方 丁誕生の凱歌がここに上がる!
出版社・メーカーコメント
天命こそ、最高の勝負。江戸、四代将軍家綱の御代。ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること−−日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描く傑作時代小説!!