• 本

それぞれの東京 昭和の町に生きた作家たち

出版社名 淡交社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-473-03679-7
4-473-03679-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 21cm

商品内容

要旨

作家の足あとをたずねて「ノスタルジー都市」東京を歩く。昭和の町の記憶をたどる23篇。

目次

下町の暮し、山の手の暮し(芝本好子―『隅田川暮色』の浅草と隅田川
池波正太郎―町っ子の幸福な子供時代
植草甚一―日本橋生まれの趣味の人 ほか)
郊外にある安息(石井桃子―荻窪、女性が自立するとき
鈴木信太郎―都会(八王子)から郊外(荻窪)へ
山口瞳―『居酒屋兆治』の国立 ほか)
銀座も悪所も(田村隆一―大塚の三業地に生まれて
水上勉―早稲田、柏木、神田、上京青年の東京放浪記
野口冨士男―玉の井に鳩の街、悪所もまた東京 ほか)

出版社
商品紹介

時代とともに姿を変える東京で、日々を過ごした23人の作家の暮らしと、東京の町並みの「いま」「むかし」を語る。

著者紹介

川本 三郎 (カワモト サブロウ)  
評論家。1944年、東京生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社を経てフリーの評論家に。1991年、『大正幻影』でサントリー学芸賞。97年、『荷風と東京『断腸亭日乗』私註』で読売文学賞。2003年、『林芙美子の昭和』で毎日出版文化賞と桑原武夫学芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)