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ことばから誤解が生まれる 「伝わらない日本語」見本帳

中公新書ラクレ 386

出版社名 中央公論新社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-12-150386-2
4-12-150386-4
税込価格 880円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

「ムショクですか」は無職か、無色か?「部長も絵はお上手ですね!」は出世できない言い方?「ことばから誤解が生まれるのは避けられない」と語る日本語学者が、そのしくみを徹底分析。

目次

第1章 「ムショクですか?」―音声から生まれる誤解
第2章 「部長も絵はお上手ですね」―文法から生まれる誤解
第3章 「塩ピーナッツは、お菓子じゃないよ」―語義から生まれる誤解
第4章 「先生はこちらにいらっしゃいますか?」―状況から生まれる誤解
第5章 「月がきれいですね」―表現意図から生まれる誤解
第6章 「…」「何か言うことがあるだろう」―話したくない
第7章 「世間をお騒がせし、おわび申し上げます」―決まり文句の両面

おすすめコメント

「ムショクですか」は無職か、無色か?/「部長も絵はお上手ですね」は出世できない言い方?/「月はきれいですね」は遠回しな告白? 「ことばから誤解が生まれるのは避けられない」と語る著者は、新聞・雑誌・テレビ・インターネットで、日々生まれては消えていくことばを追いかけている。その中で出会った誤解の実例をもとに誤解の原因を7テーマに分けてまとめ上げた。笑えるものから、根が深いものまで、一冊で「ことばの誤解のメカニズム」を網羅した「見本帳」。

著者紹介

飯間 浩明 (イイマ ヒロアキ)  
日本語学者・国語辞典編纂者。早稲田大学第一文学部を卒業。同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。早稲田大学日本語教育研究センター、同大学メディアネットワークセンター非常勤講師。『三省堂国語辞典』編集委員。国語辞典編纂のために、新聞・雑誌・テレビ・インターネットなどから多くの現代語の用例を採集する作業を続ける。2011年4月から、NHK教育テレビ「どうも!にほんご講座です。」の講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)