• 本

ベニスに死す

集英社文庫 マ12−1

出版社名 集英社
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-08-760628-7
4-08-760628-7
税込価格 495円
頁数・縦 143P 16cm

商品内容

要旨

高名な初老の作家アシェンバハは、ある日旅の誘惑に駆られ、ヴェネツィアへと旅立つ。そこで彼が出会ったのは、神のごとき美少年タジオだった。その完璧な美しさに魅了された作家は、疫病が広がり始めた水の都の中、夜となく昼となく少年のあとをつけるようになる…。官能の焔に灼かれて朽ちていく作家の悲劇を、美しい筆致で描いた文豪マンの代表的傑作。巨匠ヴィスコンティの名作映画原作。

出版社・メーカーコメント

T・マンとヴィスコンティの記念碑的名作 初老の作家アシェンバハは、旅先のベニスで神々しいまでの美少年に出会う。自らの芸術的信条を抛って、少年の官能美に酔いしれていく作家。ニュープリント映画原作。

著者紹介

マン,トーマス (マン,トーマス)   Mann,Thomas
1875年、北ドイツの商業都市リューベックの商人の家に生まれる。父親が亡くなると、家族と共にミュンヘンに移り、保険会社の社員として働きながら、創作活動をはじめる。ショーペンハウアーやニーチェの哲学、ワーグナーなどから多大な影響を受ける。1929年、ノーベル文学賞受賞。1955年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)