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思い出の省線電車 戦前から戦後の「省電」「国電」

交通新聞社新書 042

出版社名 交通新聞社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-330-28412-5
4-330-28412-X
税込価格 880円
頁数・縦 204P 18cm

商品内容

要旨

昭和18年までの「鉄道省」時代の省線電車、通称「省電」から、日本国有鉄道時代の「国電」までを、実体験をもとに振り返る。小学生だった昭和初期から今日まで約80年もの鉄道ファン歴を誇る著者の長年にわたる電車研究、フィールドワークの集大成が本書だ。JR東海の「リニア・鉄道館」やJR東日本の「鉄道博物館」に展示されている車両の保存に関わった裏話、鉄道友の会の母体となった「荻窪会」の設立秘話なども紹介。貴重な電車写真も多数掲載した。

目次

第1章 省線電車との出会い(鉄道ファンになったきっかけ「赤羽線」
荻窪会と鉄道友の会
電車区歴訪問開始
関西省電の発展
関西省電電車区を訪問して
鉄道写真とフィルム)
第2章 昭和初期の電車事情(山手線
中央線
京浜東北線
常磐線
買収線区の特質)
第3章 省電の王者・横須賀線(軍港・横須賀への路線
思い出に残るスカ線の車両たち
戦争中のスカ線)
第4章 戦争と省線電車(戦時体制
空襲と戦災
車両の擬装について
戦後の混乱
白帯車の功罪
昭和28年の形式変更)

著者紹介

沢柳 健一 (サワヤナギ ケンイチ)  
大正13年長野県生まれ。法政大学法科卒業。東京都庁に勤務。昭和初期から省電に興味を持ち、東京はもとより全国に鉄道写真の撮影・調査に出かける。省電から国電の資料も多数収集し研究を続けている。「鉄道友の会」参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)