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読むことのアレゴリー ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語

出版社名 岩波書店
出版年月 2012年12月
ISBNコード 978-4-00-025463-2
4-00-025463-4
税込価格 5,170円
頁数・縦 403,9P 22cm

商品内容

要旨

「脱構築批評」と呼ばれる独自のテクスト読解を実践し、文学研究ばかりか哲学・思想の領域に深い影響を与えたポール・ド・マン。決定的な重要性をもつその主著が、原著刊行より30年以上の時を経て、ついに日本の読者の前で全貌を明らかにする。不滅の主著、ついに完訳。

目次

第1部 修辞(学)(記号学と修辞学
文彩(リルケ)
読むこと(プルースト)
生成と系譜(ニーチェ)
文彩のレトリック(ニーチェ)
説得のレトリック(ニーチェ))
第2部 ルソー(隠喩(『第二論文』)
自己(『ピュグマリオン』)
アレゴリー(『ジュリ』)
読むことのアレゴリー(『サヴォワの助任司祭の信仰告白』)
約束(『社会契約論』)
言い訳(『告白』))

出版社
商品紹介

批評理論・現代思想に決定的な影響を与えたポール・ド・マン(1919〜1983年)の主著、待望の全訳。

著者紹介

ド・マン,ポール (ドマン,ポール)   de Man,Paul
1919年、アントワープ(ベルギー)生まれ。ブリュッセル自由大学で工学と化学を専攻する傍ら、哲学・文学を学ぶ。第2次世界大戦後、アメリカ合衆国に移住し、1960年にはハーヴァード大学でPh.D.を取得(比較文学)。コーネル大学、チューリヒ大学、ジョンズ・ホプキンス大学などで教鞭をとったあと、1970年以後はイェール大学教授を務める。1983年没
土田 知則 (ツチダ トモノリ)  
1956年、長野県生まれ。1987年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、千葉大学文学部教授。専門はフランス文学・文学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)