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こんな学校あったらいいな 小さな学校の大きな挑戦

出版社名 築地書館
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-8067-1468-2
4-8067-1468-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 186P 19cm

商品内容

要旨

世界中のフリースクールから学んで誕生した「箕面こどもの森学園」。この学校では、子どもたちが自分で時間割を決め、自分のペースで考え、調べ、体験して学んでいる。「窓ぎわのトットちゃんが学んだような、小さくても、子ども一人ひとりの学びが大切にされる学校をつくりたい」という夢に市民が集まり、自分たちの手で学校をつくって10年。苦労と歓びの10年が鮮やかに浮き彫りになる。

目次

第1章 子どもが学びの主人公(子どもの学ぶ意欲を育てる
こどもの森での学び方 ほか)
第2章 子どもの夢を育てる(子どもの世界を広げる
こんな学校あったらいいな ほか)
第3章 私たちの学校づくり(なぜ私は学校をつくろうと思ったのか
学校づくりの夢が現実になる ほか)
第4章 教育から社会を変える(教育って何?
持続可能な未来のための教育 ほか)

著者紹介

辻 正矩 (ツジ マサノリ)  
大学で建築学を学び、卒業後、建築設計事務所に3年間勤務。その後、大学で建築計画と建築設計を教える。大学生の学習意欲のなさから日本の公教育のあり方に疑問をもつ。フリースクールの存在を知り、日本や海外のフリースクールを多数訪問する。1999年に『大阪に新しい学校を創る会』を立ち上げる。2004年、箕面市にNPO法人立『わくわく子ども学校』が開校、校長になる。2009年に『箕面こどもの森学園』学園長になる
藤田 美保 (フジタ ミホ)  
大学で教育学を学び、卒業後、公立小学校の教師になるが、学校の体制に疑問をもち退職。憧れていた自由学校への道を模索し始める。大学院で学んでいたときに、『大阪に新しい学校を創る会』に出会う。2004年に『わくわく子ども学校』の常勤スタッフに、2009年に『箕面こどもの森学園』校長になる
守安 あゆみ (モリヤス アユミ)  
大学で教員課程を学んだが、学校教育に疑問をもち教師にならず、一般企業へ就職。結婚後はのびのび子育てをめざして、自主保育グループ『もりのこたんけんくらぶ』を立ち上げたり、親業講座を学んだりした。子どもが『わくわく子ども学校』に入学すると同時に自身もスタッフとして参加。子育てグループ『はらっぱ』を立ち上げ、子育て支援活動にも力を入れた。2012年に常勤スタッフになる
中尾 有里 (ナカオ ユリ)  
大学3年生の時、『箕面こどもの森学園』に出会い、学習サポーターとなる。大学を卒業し、2012年に専任スタッフになり、「アトリエ」と「音楽」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)