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なぜ男女の賃金に格差があるのか 女性の生き方の経済学

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-7664-2847-6
4-7664-2847-1
税込価格 3,740円
頁数・縦 385P 19cm

商品内容

要旨

女性たちの100年闘争。ジェンダー平等が進んできた現在でも残る男女格差。その構造を歴史と詳細なデータから解き明かす。

目次

第1章 キャリアと家庭の両立はなぜ難しいか―新しい「名前のない問題」
第2章 世代を越えてつなぐ「バトン」―100年を5つに分ける
第3章 分岐点に立つ―第1グループ
第4章 キャリアと家庭に橋をかける―第2グループ
第5章 「新しい女性の時代」の予感―第3グループ
第6章 静かな革命―第4グループ
第7章 キャリアと家庭を両立させる―第5グループ
第8章 それでも格差はなくならない―出産による「ペナルティ」
第9章 職業別の格差の原因―弁護士と薬剤師
第10章 仕事の時間と家族の時間
エピローグ 旅の終わり―そしてこれから

出版社・メーカーコメント

女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。ウーマンリブ、「静かなる革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20 世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる一冊。

著者紹介

ゴールディン,クラウディア (ゴールディン,クラウディア)   Goldin,Claudia
ハーバード大学ヘンリー・リー経済学教授。経済史家であり労働経済学者。研究テーマは、女性の労働力、所得における男女格差、所得不平等、技術革新、教育、移民など多岐にわたる。2013年にアメリカ経済学会会長、2000年に経済史学会会長を務める。米国科学アカデミー会員。著書The Race between Education and Technology(L・カッツとの共著)で、2008年R.R.ホーキンス賞を受賞
鹿田 昌美 (シカタ マサミ)  
国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)