
親の毒 親の呪縛
出版社名 | 大和書房 |
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出版年月 | 2006年8月 |
ISBNコード |
978-4-479-79172-0
(4-479-79172-8) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 262P 19cm |
書店レビュー
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親から心の傷を受けた子どもは、どうやって克服していくのか?
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- 都城金海堂 (宮崎県都城市)
子どもは親から歪んだ接し方をされ続けていると、そのまた子どもにまで同じよ うに歪んでいて間違った態度を押し付けてしまいがちです。 最近では、虐待されている子どもの数が急激に増えるなど、親から子どもへの暴 力や子どもの家庭内暴力、また不登校の生徒など、社会問題として取り上げられ る機会が増えてきています。 子どもがおかしいと言う前に、大人はいままで何をしてきたのか、どんな風に子 どもと接してきたのか、真剣に考える必要があると、この本を読んで強く感 じました。 家庭も学校も、最初は大人たちが作り上げてきたものです。 子どもの様子がおかしいときに、すぐに対処できる大人たちばかりだったら、い まのように親子の問題がここまで取り上げられることは、なかったのかもしれま せん。 また、子どもの頃の嫌な記憶を引きずっていて、そのせいで今も毎日をうまく生 きられない……と息苦しく感じることがあるのなら、著書を読んで自分の心を見 つめて、心が晴れない原因を親子の関係から突き止めてみてもいいと思います。
(2006年11月18日)
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商品内容
要旨 |
問題のない親子関係なんてない。子供を傷つけたことがない親なんていない。いま、親子関係に悩み、苦しんでいる人へ。親から逃げ出したいと思っている人へ。親から精神的虐待を受けてきた当事者同士が心の軌跡と脱却への道を、ありのままに語る。 |
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目次 |
第1章 毒をもつ親(繰り返す不可解な行為の正体 |