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すべてのいのちが愛おしい 生命科学者から孫へのメッセージ

集英社文庫 や28−5

出版社名 集英社
出版年月 2007年2月
ISBNコード 978-4-08-746129-9
4-08-746129-7
税込価格 858円
頁数・縦 211P 16cm

商品内容

要旨

「里菜ちゃんへ 今日も元気ですか?あなたは、虫の気持ちになったことがありますか?」生命科学者・柳澤桂子が、愛について、いのちの始まりについて、宇宙の誕生について、死や性について、詩情豊かな言葉で孫に語りかける。「自然の不思議」に驚く力、感受性がなければ科学する心は育たない。これは「孫への手紙」という形をとりつつ、すべての人々に送るメッセージである。

目次

1 いのちはうたう
2 いのち華やぐ
3 いのちはめぐる

出版社・メーカーコメント

やさしく詩情あふれる言葉が生命の不思議を語る。海に帰っていった鯨はなぜ歌を歌うのでしょうね――。いのちの不思議、宇宙の神秘、そして愛と死について。生命科学者が孫に宛てた手紙の形をとってすべての人に贈る詩情豊かなサイエンスエッセイ。

著者紹介

柳澤 桂子 (ヤナギサワ ケイコ)  
1938年生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。コロンビア大学大学院修了。慶應義塾大学医学部を経て三菱化成生命科学研究所主任研究員。69年、原因不明の難病を発病。退職後、病床から啓蒙の書を発信し、多くの賞を受賞。主な著書に『卵が私になるまで』(第10回講談社出版文化賞科学出版賞)、『二重らせんの私』(第44回日本エッセイスト・クラブ賞)など。お茶の水女子大学名誉博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)