• 本

嵐山吉兆夏の食卓

出版社名 バジリコ
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-86238-055-5
4-86238-055-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 176P 21cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 日本の食卓から旬が消えてしまったのは、いつからでしょうか。京都嵐山吉兆の総料理長である徳岡邦夫さんが「春の食卓」に続き刊行したこの料理本は、旬の食材を改めて知ることのできる教科書でもあります。なす、トマトなどの夏の野菜や、そうめんといった夏の定番のレシピがその食材の取り扱いと共に丁寧に解説してあります。巻末を開けば、ご飯の炊き方や布巾の扱いまで料理の基本も知ることができます。旬材を料理し、食材から生きるためのエネルギーをもらう ー そのことが次の世代へ「命を繋ぐ」ことになると語る著者。日頃の「食」について見直しや、日本料理の素晴らしさを感じることのできる1冊です。

    (2014年3月19日)

商品内容

要旨

力ある夏の旬材を選び、力を失わない料理を作る。吉兆の技を家庭料理に。たくさんの工夫を集積しました。

目次

夏の野菜を味わう(なす
かぼちゃ
トマト ほか)
定番の夏(そうめん
豆腐)
夏の魚を味わう(あじ
すずき
はも ほか)

おすすめコメント

夏の旬材、どうしたら、おいしく、健康にいただけるのか。舌で考え、技を磨く、そんなヒントを集成しています。

著者紹介

徳岡 邦夫 (トクオカ クニオ)  
京都吉兆嵐山本店総料理長。1960年生まれ。「吉兆」の創業者・湯木良一氏の孫にあたる。15歳のときに京都吉兆嵐山本店で修業を始める。1995年から、京都嵐山吉兆の料理長として現場を指揮。2005年1月、日本料理界から初めて、世界のトップシェフが集まる「第3回インターナショナル・サミット・オブ・ガストロノミー」に参加。イタリアのスローフード協会にも数回にわたって招かれている。現在、食育にも一役買うべく、積極的に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)