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一度も植民地になったことがない日本

講談社+α新書 358−1C

出版社名 講談社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-06-272448-7
4-06-272448-0
税込価格 922円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

ヨーロッパ人は毎日、日本の話をしている―日本は不思議でエレガントな「世界の孤児」9・11のテロを「カミカゼ」と呼ぶ、ヨーロッパフツー目線の、赤裸々な日本人評満載。

目次

序章 ヨーロッパ人が見た日本人
第1章 日本流気配りはヨーロッパでは通じない
第2章 有名な日本語はKAMIKAZE
第3章 日本は「世界の孤児」として生きよう
第4章 ヨーロッパが敬意を払う日本
第5章 日本のサラリーマンも案外悪くない!?
第6章 ヨーロッパ流コミュニケーションは、したたか

おすすめコメント

日本は不思議でエレガントな「世界の孤児」 ヨーロッパ人は毎日、日本の話をしている 9・11のテロを「カミカゼ」と呼ぶ、ヨーロッパ フツー目線の、赤裸々な日本人評満載! 今、ヨーロッパの人々は、日本について毎日話しています。誤解や思い込みもありますし、偏見に満ちた見方をされていることもなきにしもあらず。ところで、私はヨーロッパで30年以上暮らしていますが、日本についてヨーロッパではよく知られているのに、日本人がまったく知らないということがあります。たとえば「日本は、アジア・アフリカで植民地にならなかった稀有な国だ」というのは、ヨーロッパではごく一般的に言われていることなのですが、最初に聞いたとき、驚きました。このような、ヨーロッパにおける日本についてのうわさ話、つまり、有名な政治家や大企業の社長や学者が話しているのではなく、街のフツーの人々が日本について話していることをピックアップすると、なんだか日本の本当の姿が見えてくる気がしました。

出版社・メーカーコメント

9・11はKAMIKAZEといわれていた9・11のテロをカミカゼというのはヨーロッパの常識。西欧の知識人ではなく一般人の赤裸々な日本人評を知ることで日本ってこんな国なのかと目からうろこの1冊

著者紹介

デュラン れい子 (デュラン レイコ)  
1942年、東京都に生まれる。文化学院美術科卒業。女性初のコピーライターとして博報堂に入社し、サンケイ広告大賞3年連続受賞するなど活躍。退社しスウェーデン人と結婚後、スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。1977年に英国国際版画ビエンナーレで銅賞受賞を機に、アーティストとして活躍するかたわら、欧米の芸術家を日本へ紹介する仕事をはじめ、特に写真およびイタリア美術の紹介に貢献する。2000年より南仏プロヴァンス在住。桐野夏生の『柔らかな頬』のフランス語訳に協力するなど、東京と南仏を往復する生活。著書は『一度も植民地になったことがない日本』がはじめて(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)