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日本一元気な30人の総合商社

出版社名 小学館
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-09-389725-9
4-09-389725-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 190P 19cm

商品内容

要旨

大手には真似できない即断即決のスピード経営。人間対人間の泥臭い商売で年商83億円。大不況時代に旧来型「商い」で大躍進!ここには日本を元気にした時代の商社の姿がある。

目次

第1章 「ヘン」なもの扱って年商2年で5倍!
第2章 大手には真似できない「スピード経営」
第3章 社長なんてやりたくなかった
第4章 目指すは戦前の「鈴木商店」
第5章 路地裏商売の作り手たち
第6章 会社と社員が元気になるための「処方箋」

出版社
商品紹介

この大不況下に躍進を遂げている会社が掲げる看板は「小さくても日本一元気な「総合商社」」。立ち上げたのは大手商社のリストラ組だった。

おすすめコメント

従業員わずか30人で、売上高2年で5倍。この大不況下に驚異的な躍進を遂げている会社があります。掲げる看板は「小さくても日本一元気な『総合商社』」。立ち上げたのは大手商社のリストラ組でした

出版社・メーカーコメント

デフレ産業ひとり勝ちの日本にあって、旧来型の業態である「総合商社」の看板を掲げ、大躍進を遂げている会社があります。しかも社員はわずか30人。売上高は2年で5倍に拡大し増収増益を遂げています。手がけるのは、飲食店の「おまけ」などで配られるDVDやCD、倒産寸前の会社の環境特許技術、シベリア向け中古車など、大手商社が見向きもしない超ニッチな分野ばかり。しかもどれも面白いように成功しています。  大手商社は、「商社冬の時代」を経て、吸収合併と不採算部門のリストラを進めてきました。旧日商岩井の社内ベンチャーから始まったこの会社も、合併で親会社が消滅。そこで社長が進めたのは、大手商社が進める高利益体質へ転換とは正反対の足で稼ぐ新規市場開拓です。誰もが手掛けないビジネスを切り開き、知恵を絞って販路を拡大するーー。いわばそれは、貿易立国を支えたかつての商社本来の姿でもありました。  この企業物語には、ユニクロにも餃子の王将にもない、忘れかけていた日本企業の力の源泉が逞しく息づいています。と同時に、企業とサラリーマンが大リストラ時代を生き抜くための「ヒント」に溢れています。

著者紹介

寺井 良治 (テライ リョウジ)  
1962年、静岡県袋井市生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、1985年に日商岩井に入社。日商岩井タイ会社などを経て、2002年、日商岩井の子会社「イービストレード」の代表取締役社長に就任。その後、日商岩井がニチメンと合併し双日になりグループの傘下に。2008年には双日グループから脱退。この大不況下に売上高を2年で5倍に伸ばし、その経営手腕は「寺井マジック」と評される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)