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災害時にこそ問われる学級経営力 岩手・三陸編

早稲田大学ブックレット 「震災後」に考える 1

出版社名 早稲田大学出版部
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-657-11301-6
4-657-11301-1
税込価格 1,034円
頁数・縦 89P 21cm

商品内容

要旨

悲しみのなか、子どもたちを支えたのは日常と変わらない学校生活。そして友人たちとの関わりだった―学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。

目次

第1章 3.11当日とその後の教育現場/河村茂雄(その時何が起こったのか―震災当時の学校の様子
教師たちによる復旧の取組―物理的環境の確保に向けて)
第2章 学校再開から1学期末まで教育関係者はどう取り組んだのか(生徒指導主事の立場から―1つの校舎で2つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践
管理職の立場から―被災地域支援の前線基地にある中学校の実践
養護教諭の立場から―専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 ほか)
第3章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力/河村茂雄(心理面での総合的援助の必要性
グループアプローチの土壌としての学級集団
第2章の先生方の実践から学ぶこと ほか)

著者紹介

河村 茂雄 (カワムラ シゲオ)  
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了。博士(心理学)。公立学校教諭・教育相談員を経験し、岩手大学助教授、都留文科大学大学院教授を経て、現職。日本カウンセリング学会常任理事及び岩手県支部長。日本教育心理学会理事。NPO日本教育カウンセラー協会岩手県支部長。論理療法、SGE、SST、教師のリーダーシップと学級経営について研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)