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ともに生きた伝えた 地域紙『石巻かほく』の1年

早稲田大学ブックレット 「震災後」に考える 20

出版社名 早稲田大学出版部
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-657-12314-5
4-657-12314-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 146P 21cm

商品内容

要旨

最大被害地のただなかで。みずからも被災者として多くの死に向き合い、がれきとたたかい必死に生きて紙面をつくり、街のすみずみへ、避難所・仮設・各戸へ、ひたすら情報を届けつづけた日々の記録。

目次

第1章 現実と向き合う(「3・11」当日
何を伝えるのか
記者の奮闘と苦悩)
第2章 ともに生きる(避難所も兼ねる
「一人じゃない」
地域に寄り添う)
第3章 読者に届ける(販売店の苦悩
避難所、仮設住宅への配布
システムの再構築
地域メディアとの連携)
第4章 多くの死と向き合う(営業部員の焦り
心に区切り
ペットも家族)
第5章 記録し伝える―二つの写真集と写真展(出版へのためらい
何が待たれていたのか
明るさを求めて)
第6章 検証―復興とは何か(脆かった情報社会
報道の集中と格差
復興を後押しする―エリア外への発信)