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僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか 絶望から抜け出す「ポジ出し」の思想

幻冬舎新書 お−15−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-344-98288-8
4-344-98288-6
税込価格 858円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

ここ二十年の経済停滞からくる個人の生きづらさを反映し、益のない個人叩きや、意見・提言へのバッシング合戦が横行する日本。でも僕らには時間がない。一刻も早く、ポジティブな改善策を出し合い、社会を少しでもアップグレードさせなくては―。注目の若手評論家が、政治・経済、社会状況のバグ(問題)を総チェックし、解決のためのフレームを提示。誰かを採点し続けるのではなく、自ら当事者として社会を変えていくための実効性ある方法を提言する。

目次

第1章 僕らはどうして、「ここ」に流れ着いたのか(シビアの時代のタイムリミット
「清貧の思想」の罠 ほか)
第2章 僕らはどうして、間違えた議論をするのか(問題だらけの消費税法案
埋め込まれた問題 ほか)
第3章 僕らはどうして、「国民益」を満たせないのか(政策の是非を問う3つの視点
政策の是非を費用対効果の視点で眺める ほか)
第4章 僕らはどうやって、バグを取り除くのか(対立軸のスライド
対立軸に生じた「縮退モデル」という変化 ほか)
第5章 僕らはどうやって、社会を変えていくのか(僕らは動き出さなければいけない
政治参加へのハードルの高さ ほか)

おすすめコメント

叩いて終わり≠ヘもう終わり 政治家  官僚  バラマキ政策  生活保護論争  いじめ問題 「朝まで生テレビ!」「ニッポンのジレンマ」を1人でやってみました!! ここ20年の経済停滞からくる個人の生きづらさを反映し、益のない個人叩きや、意見・提言へのバッシング合戦が横行する日本。でも僕らには時間がない。一刻も早く、ポジティブな改善策を出し合い(ポジ出し)、社会を少しでもアップグレードさせなくては――。注目の若手評論家が、政治・経済、社会状況のバグ(問題)を総チェックし、解決のためのフレームを提示。誰かを採点し続けるのではなく、自ら当事者として社会を変えていくための実効性ある方法を提言する。

著者紹介

荻上 チキ (オギウエ チキ)  
1981年生まれ。評論家・編集者。芹沢一也、飯田泰之とともに株式会社シノドスを設立。ニュースサイト「シノドスジャーナル」、メールマガジン「αシノドス」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)