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瞽女うた

岩波新書 新赤版 1485

出版社名 岩波書店
出版年月 2014年5月
ISBNコード 978-4-00-431485-1
4-00-431485-2
税込価格 902円
頁数・縦 244P 18cm

商品内容

要旨

家々を巡り歩き三味線伴奏で歌う盲目の女旅芸人、瞽女。関東甲信越など日本各地に見られた姿は失われて久しく、録音や映像も少ない。門付け唄から長尺の段物まで、近世以降の芸能の流行を絶えずレパートリーに加え渡世を凌いだその演目と演奏を様々な史料から読み解き、芸能者の生業と組織、迎え入れた社会、歌を聴く文化の変容を考える。

目次

序章 門付け唄を聴く
第1章 瞽女の時代―宿命から職業芸人へ
第2章 近世旅芸人と瞽女
第3章 瞽女を支えた社会
第4章 瞽女は何を歌っていたか―音楽文化の流行と流通
第5章 越後の瞽女唄―節回し・三味線・物語
終章 終わらない終わり―瞽女が残したもの

著者紹介

グローマー,ジェラルド (グローマー,ジェラルド)   Groemer,Gerald
1957年アメリカ合衆国生まれ(国籍はオーストリアと米国)。ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院博士課程修了、音楽博士(ピアノ)。東京芸術大学大学院音楽研究科博士課程修了、芸術博士(音楽学)。現在、山梨大学大学院教育学研究科教授。専攻、音楽学・芸能史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)