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カラー図解はじめての生理学 上

動物機能編

ブルーバックス B−1978

出版社名 講談社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-06-257978-0
4-06-257978-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 266P 18cm
シリーズ名 カラー図解はじめての生理学

商品内容

要旨

人間の生命現象である、脳・神経系の働き、骨格系と筋肉、呼吸器、循環器、消化、排泄、生殖の仕組み、さらには、それらを行っている膜の働き、物質輸送、シナプス伝送、電位の発生、興奮、制御など、人体のあらゆる生理現象の仕組みと働きを扱う科学科分野を「生理学」と言います。生理学は基礎医学の中心であると同時に、私たち自身の驚嘆するほど精巧な「ミクロコスモス」の存在を教えてくれます。生理学では、動物でよく発達している器官系である神経系、感覚系、筋・骨格系を「動物性機能系」と呼び、内分泌系、呼吸系、循環系、消化系、免疫系、泌尿系、免疫系、生殖系を「植物性機能系」と呼びます。本書は「動物機能編」とし、動物性機能系について解説します。

目次

1章 生理学の基礎
2章 細胞の構造と働き
3章 生理学の基本に受容器と効果器の考えを置く
4章 電気的興奮をする神経細胞、筋細胞、感覚受容器細胞
5章 神経細胞群が作るシステム
6章 感覚受容器細胞群が作るさまざまな感覚
7章 運動機能
8章 大脳皮質の高次機能

おすすめコメント

人間の生命現象である、脳・神経系の働き、骨格系と筋肉、呼吸器、循環器、消化、排泄、生殖の仕組み、さらには、それらを行っている膜の働き、物質輸送、シナプス伝送、電位の発生、興奮、制御など、人体のあらゆる生理現象の仕組みと働きを扱う科学分野を「生理学」と言います。生理学は基礎医学の中心である同時に、私たち自身の驚嘆するほど精巧な「ミクロコスモス」の存在を教えてくれます。本書では、生理学研究の第一人者の著者により、専門家でない一般の読者向けに、整理された分かりやすい生理学の入門書を目指しました。上巻は「動物機能編」とし、感覚器、神経、運動器を、下巻を「植物機能編」とし、血液循環、生殖、外分泌および内分泌機能をカバーします。

著者紹介

田中(貴邑) 冨久子 (タナカ(キムラ) フクコ)  
医学博士、横浜市立大学名誉教授。1964年横浜市立大学医学部卒業、1969年同大大学院医学研究科修了、1985年同医学部教授、同医学部長を歴任。専門は生理学、神経内分泌学、脳科学。日本生理学会、日本内分泌学会、日本神経科学学会、日本神経内分泌学会、日本生殖内分泌学会などで理事、幹事、会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)