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豊洲新市場・オリンピック村開発の「不都合な真実」 東京都政が見えなくしているもの

出版社名 自治体研究社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-88037-661-5
4-88037-661-2
税込価格 1,324円
頁数・縦 109P 21cm

商品内容

目次

1 土地区画整理で隠された豊洲新市場の闇に迫る(区画整理でおおわれたもう一つの闇
東京ガス、一転、新市場を受け入れへ―闇の始まり
換地で不当利得を得た東京ガス
区画整理でベールをかけられた汚染処理費用負担問題
東京ガスは汚染原因者負担の責任を果たしたか
東京都にとってもうまい話
ツケは築地商業者と都民の肩に)
2 オリンピック村再開発で「公有地たたき売り」(オリンピック村再開発
「クレヨンしんちゃん400円」を税金で買った舛添要一都知事の時代
都民の財産・都有地を市場価格の10分の1以下で投げ売り
なぜ再開発か
ただの再開発ではない、「一人芝居の大損再開発」・五つの異常
10分の1投げ売りの秘密―個人施行、全員同意型権利変換計画
デベロッパー、特定建築者が10分の1価格で仕入れる
中心点―なぜ都有地の売却価格は「適正な価格」ではないのか)
3 東京臨海部開発という闇にうかぶ豊洲・選手村開発(開発のホットスポット、豊洲・晴海
ドーピング的都市再生
よみがえる利権の島)

出版社・メーカーコメント

東京オリンピックも絡み、東京臨海部の開発が大きな関心をよんでいる。豊洲の区画整理、晴海の再開発にかかわる東京都の不公正の問題のベールをはがし、複雑に入り組んださまざまな不公正の構造を明らかにする。

著者紹介

岩見 良太郎 (イワミ リョウタロウ)  
埼玉大学名誉教授、NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議・代表。1945年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了(工学博士)
遠藤 哲人 (エンドウ テツト)  
NPO法人区画整理・再開発対策全国連絡会議・事務局長、國學院大學経済学部兼任講師。1950年生まれ。東京経済大学経済学部卒、地方自治の研究組織である自治体問題研究所事務局在任中の1981年から区画整理対策全国連絡会議事務局を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)