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形容詞を使わない大人の文章表現力

出版社名 日本実業出版社
出版年月 2017年11月
ISBNコード 978-4-534-05541-5
4-534-05541-2
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

「ほめ言葉」はより盛り上げて。「否定の言葉」はより柔らかく。国立国語研究所教授=日本語のプロが教える自分の気持ちを上手に伝える文章表現=レトリックのテクニック!語彙を増やせばもっと伝わる!

目次

第1部 大雑把な発想を排する―直感的表現から分析的表現へ(あいまいさを避ける“限定表現”(「すごい」「おもしろい」のあやふやさを避ける)
個別性を持たせる“オノマトペ”(「おいしい」「痛い」のありきたりを避ける)
詳しく述べる“具体描写”(「かわいい」「すばらしい」の手軽さを避ける))
第2部 自己中心的な発想を排する―主観的表現から客観的表現へ(明確な基準を示す“数量化”(「多い」「さまざま」の相対性を避ける)
事情を加える“背景説明”(「忙しい」「難しい」の根拠不足を避ける)
出来事を用いる“感化”(「はかない」「せつない」の感情表出を避ける))
第3部 ストレートな発想を排する―直接的表現から間接的表現へ(表現を和らげる“緩和”(「嫌いだ」「まずい」の鋭さを避ける)
裏から迫る“あまのじゃく”(「くだらない」「つまらない」の不快さを避ける)
イメージを膨らませる“比喩”(抽象性を避ける))

おすすめコメント

すごい!かわいい!面白い!などの形容詞、ちょっと多め、結構少ないなどの「あいまいな表現」を使いがちなあなたへ。形容詞や副詞を使わずに自分の気持ちや考えを上手に伝える、文章を洗練する技法を日本語のプロである国立国語研究所の教授がやさしく解説。

著者紹介

石黒 圭 (イシグロ ケイ)  
1969年大阪府生まれ。神奈川県出身。国立国語研究所研究系日本語教育研究領域代表・教授、一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。一橋大学社会学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文章論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)