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催馬楽表現史 童謡として物語る歌

立正大学大学院文学研究科研究叢書

出版社名 笠間書院
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-305-70856-4
4-305-70856-6
税込価格 7,480円
頁数・縦 306P 22cm

商品内容

要旨

ある一定の文化が固定した社会の中では、同じ解釈を最低限の了解として享受し、お互いに評価し合うことが可能である。物語が享受されていた社会において、音楽にはどのような体勢、モードが求められていたのか、その時代的な変化などを解き明かす。『とりえへばや』『狭衣物語』『うつほ物語』『源氏物語』などの物語に書かれた古代歌謡『催馬楽』の表現を考察。

目次

第1章 物語における音楽表現
第2章 物語に現れる歌
第3章 恋愛と歌
第4章 歌で示す物語の主題と記憶―『源氏物語』と催馬楽
第5章 記録された催馬楽
結び 物語において音楽(歌謡)が導く表現とは

著者紹介

山田 貴文 (ヤマダ タカフミ)  
1985年生まれ。立正大学文学部文学科日本語日本文学専攻コース卒業。2016年立正大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。同年、博士(文学)号取得。都内私立高校非常勤講師を経て、立正大学文学部文学科に勤務。助教。専門は、古代文学および物語文学と歌謡文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)