三木清
ちくま学芸文庫 キ29−3 近代日本思想選
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2021年3月 |
ISBNコード |
978-4-480-51038-9
(4-480-51038-9) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 615P 15cm |
商品内容
要旨 |
活動的に哲学するとはいかなることか―。戦前日本を代表する知性として思想界を牽引した三木清。非業の死によりその哲学は未完に終わったが、それゆえに今日なお可能性を示唆してやまない。ハイデッガーからの決定的影響、マルクス主義の哲学的掘り下げ、そこから前景に浮かび上がる歴史という問題、そして同時代の政治への関与。三木の思考には時代との格闘の跡が生々しく刻印されている。本書は、主著『歴史哲学』などを中心に、1920年代の前期から30年代以降の後期まで、三木哲学の新たな読解に資するテクストを精選して構成。未来の思考を切り拓く力をいまここに伝える。 |
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目次 |
1 ハイデッガーからパスカル、マルクスへ(パスカルに於ける人間の研究(抄) |