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超約版家康名語録

出版社名 ウェッジ
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-86310-257-6
4-86310-257-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 155P 18cm

商品内容

要旨

江戸幕府265年の礎を築いた叡智。忍耐と寛容、洞察と決断…大乱世をくぐり抜けた徳川家康60の言葉。

目次

第1章 若き日の苦難(小器用な者ほど大きな智恵を持たない
いま石を投げ合ったなら絶対に人の少ないほうが勝つ ほか)
第2章 力を蓄える(とにかく合戦をしないわけにはいかない
主君を諫めようとする志は一番槍に勝る ほか)
第3章 時を待つ(武田家ではそうであろうとも見習ってはならない
武具を美しく整えても仕方がない ほか)
第4章 天下を取る(磯をいじってどうしようというのだ
大将が味方の後頭部を見て戦に勝てるか ほか)
第5章 太平の世を開いて死す(二代三代と続く政治は大仏を作るのに勝る
大きな白鳥を捕まえるには四人は必要だ ほか)

出版社・メーカーコメント

◎2023年大河ドラマ「どうする家康」主人公・珠玉の名語録60 ――――――――――――――――――――――――――――――――― 艱難辛苦に打ち克ち、戦国の世を終わらせ、徳川250年の世を築いた徳川家康(1543〜1616)。「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の川柳で知られるように、幼少期は人質生活を送り、今川から独立しても信長・秀吉の後塵を拝し、なかなかチャンスがめぐってこなかった「忍耐の人」でもあった。生涯にわたり忍従を強いられるなかで、様々な気付きを得てきた家康は、現代において組織を導くリーダーから、苦境・逆境に立たされている人まで、じつに学ぶべき点は多い。「負けても負けても最後には必ず勝つ」という精神は、コロナや自然災害、格差、戦争で不安な世情を生きる現代人がこれからを見据えるうえでも有意義であろう。本書は家康の人と思想をうかがい知ることができて、現代人にも示唆に富む珠玉の名言を60項目厳選。ドラマで描かれるシーンと重ねつつ、平易な現代語で解説するもの。 (名言の例)「小器用な者ほど大きな知恵を持たない」「捨て城であるなら拾ってしまおう」「重臣が政治争いに走れば国は滅びる」「武具を美しく整えても仕方がない」「平家を滅ぼしたのは平家 鎌倉を滅ぼしたのは鎌倉」「天下は鏡のようなものだ」「二代三代と続く政治は大仏を作るのに勝る」 etc. ―――――――――――――――――――――――――――――――――

著者紹介

榎本 秋 (エノモト アキ)  
1977年東京生まれ。文芸評論家。歴史解説書や新書、評論や解説などを数多く手がける。福原俊彦名義で時代小説も執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)