真珠湾収容所の捕虜たち 情報将校の見た日本軍と敗戦日本
角川新書 K−489
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-082554-0
(4-04-082554-3) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 404P 18cm |
商品内容
要旨 |
小樽で宣教師一家の子として生まれた米軍将校ケーリ。太平洋戦争開戦後、ハワイの日本人捕虜収容所の所長となった彼は、流暢な日本語で捕虜たちと対話を重ね「捕虜は恥ではない」と必死に説いた。心を動かされた捕虜たちは、敗戦を悟った時、これ以上の犠牲者を生むまいと宣伝新聞やポツダム宣言の翻訳ビラの製作に励み始めたのだった。 |
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目次 |
第一部 戦争(学徒兵 |
出版社・メーカーコメント
北海道・小樽に宣教師一家の子として生まれ、日本人に親しみながら育った著者は、太平洋戦争開戦後、情報将校としてホノルル日本人捕虜収容所に派遣され所長となる。べらんめえ調の流暢な日本語で捕虜たちと対話を重ねるうち、捕虜たちに自発性が生まれ、喧伝新聞やポツダム宣言の和訳ビラの協働制作へと至る。戦後は占領軍として高松宮への提言を行うなど民主化にむけて尽力した。新書版解説・佐藤卓己