
書くことがすべてだった 回想の20世紀文学
りぶらりあ選書
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 1997年9月 |
ISBNコード |
978-4-588-02187-9
(4-588-02187-7) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 177,8P 20cm |
商品内容
要旨 |
1930年代に活動を始め、第二次大戦を挾んで現在にいたるまでの激動の時代を批評家・研究者として活躍してきたA.ケイジンの、その文学体験の深みから紡ぎ出された回想録。アメリカ30年代の大不況下での書評者生活と多くの作品・作家との出会いを語り、戦中戦後期の、ヒトラーに破壊され疲弊したヨーロッパの都市と社会における作家たちの生と文学を語り、あるいはアーレントの『全体主義の起源』の出版の裏話などエピソードも織り込み、「自分の人生を語ることは文学を語ることにほかならない」ケイジンが自在に人物論から作品論、文学論を展開する。 |
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目次 |
プロローグ すべて批評家は死ぬ |
出版社・メーカーコメント
1930年代に始まり激動の時代を批評家として活動してきた,その文学体験の深みから紡ぎ出された回想的自伝。時代の背景の中に作家と作品,文学と生を描き上げる。