• 本

美しき刻(とき)は流れて

出版社名 文芸社
出版年月 2003年10月
ISBNコード 978-4-8355-5076-3
4-8355-5076-5
税込価格 1,100円
頁数・縦 97P 20cm

商品内容

要旨

満ち足りたはずの暮らしの隙間に不意に差し込む斜光のように舞い込んだもの、往復するひそやかな書簡が、遥子をふたたび反照させる…。

出版社・メーカーコメント

「満ち足りたはずの暮らしの隙間に不意に差し込む遮光のように舞い込んだもの、往復する書簡が、瑶子をふたたび反照させる…」――瑶子は、夫の転勤に伴うロンドン赴任中に知り合った男性、速水朝青と日本で偶然の再会を果たし、やがて速水との逢瀬を重ねていく……。夫婦の亀裂、親子の情、日常生活の狭間で生きる実感を求めて苦悩する瑶子と、妻を亡くした速水、二人の絆がゆっくりと結ばれていくさまを、二人の往復書簡によって描いた甘美な大人のラブロマンス。

著者紹介

由井 千映子 (ユイ チエコ)  
東京都豊島区在住。慶応義塾大学文学部仏文科卒。シンガポールで、企業の日本語教師を2年間勤める。イギリスで、日本人相手の雑誌、ジャーニーのフリーランスライターとして、文学・歴史探訪の欄を担当。「フローレンス・ナイチンゲール」の記事が掲載される。1994年8月婦人画報読者エッセイサロンに『ベルギーより帰国して』が入選掲載される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)