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始原のジャズ アフロ・アメリカンの音響の考察

出版社名 みすず書房
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-622-07690-2
4-622-07690-X
税込価格 3,740円
頁数・縦 221,15P 20cm

商品内容

要旨

芸術の都パリに衝撃を与えた黒の喧騒は西洋近代を錯乱へと誘う、音そのものの変容だった。1926年に書かれた画期的な論考が今ここに。音響の民族誌学、誕生。

目次

アフリカからアメリカへ(純粋な音楽と基本的な音楽
アフロ・アメリカン
太鼓からバラフォンへ
リズムと打音
ニグロのリズム
太鼓
バラフォンからシロフォンへ
バンジョー
管楽器
音階
ニグロの声
プロテスタント聖歌
ジャズの誕生
出自と影響)
有識者にとってジャズとは
ジャズとわれわれ
書誌の試み

出版社
商品紹介

1920年代初頭のパリ。ジャズを真摯に受け止めた著者が、音そのもの、楽器の響きにこだわり抜く独自の革新的考察。

著者紹介

シェフネル,アンドレ (シェフネル,アンドレ)   Schaeffner,Andr´e
1895‐1980。民族学者、音楽学者。エコール・デュ・ルーヴルでサロモン・レナックに、スコラ・カントルムでヴァンサン・ダンディに、民族学研究所と高等研究実習院でマルセル・モースに師事する。1920年代は『音楽評論』の編集に関わる。1929年トロカデロ民族誌学博物館(37年以降は人類博物館)の楽器部門の責任者になり、65年まで同館での民族音楽学研究を指導する。1931年10月から32年2月までマルセル・グリオール率いる「ダカール=ジブチ調査団」に参加し、ドゴン族の音楽を調査する
昼間 賢 (ヒルマ ケン)  
1971年埼玉県生まれ。パリ第4大学博士課程給費留学、早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。立教大学兼任講師。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所元共同研究員。専門はフランス両大戦間の文学と文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)