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生きている文化を人に学ぶ

情報とフィールド科学 5

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-8140-0104-0
4-8140-0104-5
税込価格 770円
頁数・縦 69P 21cm

商品内容

要旨

タイをはじめとする上座仏教徒社会で長く調査してきたフィールドワーカーが、ことばの習得、信頼関係の築き方、聞き取りの方法、そして何より、多様な生が重層する世界で生きる生き方を語る、情報とは畢竟人であることを教える、現代フィールド科学の体験的入門書。

目次

1 宇宙と同じく未知な“日常”
2 ことばを習得する技と作法
3 野生の哲学―You are what you eatの洞察
4 身体としての、実践としての知
5 「学知」は発展するが、現実は忘れられる―近代化が曇らせた眼
6 身体を失った知を取り戻す想像力を育む

著者紹介

林 行夫 (ハヤシ ユキオ)  
京都大学地域研究統合情報センター(現・東南アジア地域研究研究所)教授。京都大学博士(人間・環境学)。1955年大阪生まれ。大阪府立旭高校卒業。龍谷大学文学部社会学科、同大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。京都大学東南アジア研究センター研究生を経て、タイ国チュラーロンコーン大学大学院政治学部人類学社会学科留学(文部省アジア諸国等派遣留学生1981‐1983)。国立民族学博物館研究部助手(1988‐1993)、京都大学東南アジア研究センター(のちに東南アジア研究所)助教授、教授(1993‐2006)、京都大学地域研究統合情報センター教授(2006‐2016)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)