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呪われた明治維新 歴史認識「長州嫌い」の150年

出版社名 さくら舎
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-86581-097-4
4-86581-097-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

長州は一体、会津の地でどんな蛮行を働いたのか!なぜ会津は長州を許せないのか!過去を水に流したい長州、過去を消さない会津―すれ違う歴史認識の真実!

目次

1 会津に残る薩長の略奪暴行の記録
2 会津人・宮崎十三八の魂の叫び
3 会津は怖い
4 吉田松陰と高杉晋作の実像
5 京都守護職という罰ゲーム
6 長州人は会津で何をしたか
7 戊辰戦争の真実
8 会津人の長州批判
9 明治維新群像

おすすめコメント

会津の長州への恨みは150年では消えない! 来年(2018年)は明治維新150年目の節目の年。明治維新の契機となった戊辰戦争において、幕府・会津軍は薩長軍に敗れたが、薩長軍、特に長州軍が会津の地で婦女暴行・金品強奪など非道のかぎりを尽したことはあまり知られていない。そして、会津の長州に対する恨みは150年経つ今でも消えていない。過去を水に流したい長州、過去を消さない会津。会津人の証言を基に、同地で何が行われたかを明らかにしていくとともに、日・中・韓問題にも重なる、「歴史認識」というものの難しさと本質に迫る一書。

著者紹介

星 亮一 (ホシ リョウイチ)  
1935年、宮城県仙台市に生まれる。一関第一高校、東北大学文学部卒業後、福島民報社記者となる。福島中央テレビ役員待遇報道制作局長を経て独立、歴史作家の道を歩む。日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程前期修了。『奥羽越列藩同盟』(中公新書)で福島民報出版文化賞、『後藤新平伝』(平凡社)で日本交通医学会表彰、会津藩の研究でNHK東北ふるさと賞受賞、『国境の島・対馬のいま』(現代書館)で日本国際情報学会功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)