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チャールズ・バーニー音楽見聞録 フランス・イタリア篇

出版社名 春秋社
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-393-93036-6
4-393-93036-3
税込価格 8,800円
頁数・縦 635,83P 20cm
シリーズ名 チャールズ・バーニー音楽見聞録

商品内容

要旨

パリ、ジュネーヴ、トリノ、ミラノ、ヴェネツィア、パドヴァ、ボローニャ、フィレンツェ、ローマ、ナポリ…14歳の青年モーツァルトとの出会い、システィーナ礼拝堂に伝わるアッレグリの『ミゼレーレ』、フランス・オペラとイタリア・オペラ…音楽史を執筆するために全身全霊をかけたフィールドワークの結晶。18世紀、博覧強記のグランド・ツアー。

目次

ドーヴァーからパリへ
パリでの第一週
パリでの第二週
リヨン、ジュネーヴ、そしてトリノへの旅
ジュネーヴでの二日間とヴォルテールとの会見
アルプス越え
トリノにて
トリノからミラノへ
ミラノでの八日間
ミラノからブレッシャへ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

18世紀ヨーロッパの音楽文化の息吹を今に伝える比類なきドキュメント(全2巻)。1770年にフランスおよびイタリアの諸都市を巡り、各地の音楽の現状を克明に記録した。音楽史のみならず、美術史、文化史全般にわたって参照されることの多い文献、本邦初の完訳。

著者紹介

バーニー,チャールズ (バーニー,チャールズ)   Burney,Charles
1726‐1814。イギリスのオルガン奏者、音楽学者。1726年、イングランド中西部シュルーズベリーに生まれる。各地のオルガン奏者を務めながら、幅広い芸術的関心と博物学的教養によって数多くの芸術家(演劇家、文学者、音楽家、画家)や科学者と交わる。音楽史執筆のため二度にわたる大陸旅行を敢行し(1770年:フランス、イタリア。1772年:ドイツ、オーストリア、ネーデルラント)、その記録をそれぞれ『フランスとイタリアの音楽の現状』(1771年)、『ドイツ、ネーデルラントおよびオランダ共和国の音楽の現状』(1773年)として出版。1776−89年に主著『音楽通史』(全4巻)を刊行。1814年、ロンドンにて死去
今井 民子 (イマイ タミコ)  
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。同大学音楽学部楽理科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程、音楽教育学専攻及び音楽学専攻修了。元弘前大学教育学部教授。専門は18世紀西洋音楽史。18世紀のオペラ、音楽理論、演奏美学、国民様式に関する論文多数
森田 義之 (モリタ ヨシユキ)  
1948年生。愛知県立芸術大学名誉教授。東京藝術大学大学院美術研究科修了。イタリア美術史・都市史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)