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語りと主観性 物語における話法と構造を考える

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-8234-1105-2
4-8234-1105-6
税込価格 8,580円
頁数・縦 377P 22cm

商品内容

目次

第1章 話法と構造(単純過去の主観的用法とイストワールの起源
自由間接話法、光と影の研究史から―“Tomorrow was Christmas.”と“I am to blame for everything.”について
ドイツ語の自由間接話法 ほか)
第2章 物語と主体(The Inheritors(1955)における焦点化の問題―主観性の揺らぎをめぐって
自由間接話法の周辺―主観化の文脈効果と語りの文から自由間接話法までの連続体
一人称小説における自由間接文体と中動態―モディアノの場合 ほか)
第3章 言葉とイメージ(マンガの主観表現から言語の主観表現を考える
一人称詞を用いた引用発話に潜む「声」―日仏対照の観点から
三人称小説における語り手の視点―ドイツ語の“三人称的”語りと日本語の“一人称的”語り)

著者紹介

阿部 宏 (アベ ヒロシ)  
東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)