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「見る」とはどういうことか 脳と心の関係をさぐる

DOJIN選書 7

出版社名 化学同人
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-7598-1307-4
4-7598-1307-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

日常の何気ない行為、「見る」こと。単純で簡単なことのようだが、「ものを見る」「ものが見える」とき、脳はどんな仕事をしているのか?また、「見る」ことの解明は、心のできごとに、どうつながるのか?錯視図形、誰もがもつ盲点などの、さまざまな例を入り口に、脳研究の最前線から、脳と心の関係を考える。ワクワクするような最先端脳科学への旅。

目次

第1章 見るなんて、心のうち?
第2章 知覚と行動のつじつま
第3章 見るための脳の仕事
第4章 見る脳を覗く
第5章 心をつかさどるニューロン活動を求めて
第6章 二つの目で見る
第7章 脳、心、脳科学と私

出版社・メーカーコメント

脳にはたくさんのふしぎがある。日常の何気ない行為、「見る」ことだってそうである。単純で簡単なことのようだけれど、「見る」ためには膨大な情報処理が必要なのだ。「ものを見る」「ものが見える」とき、脳はどんな仕事をしているのだろう?また、「見る」ことの解明は、心のできごとに、どうつながるのか?錯視図形、誰もがもつ盲点、見えているのに見えなくなる現象などの、さまざまな例を入り口にして、脳研究の最前線で何が起きているのかを紹介しながら、脳と心の関係を考える。ワクワクするような脳科学の最先端!

著者紹介

藤田 一郎 (フジタ イチロウ)  
1956年、広島県生まれ。84年、東京大学大学院理学系研究科動物学課程修了。理学博士。岡崎国立研究機構生理学研究所、カリフォルニア工科大学、理化学研究所、新技術事業団を経て、94年、大阪大学医学部教授。大阪大学大学院生命機能研究科教授、および同大学基礎工学部と行動経済学研究センター兼任。生理学、解剖学、心理学、計算モデルなどの手法をあわせて、視覚の脳内メカニズム解明をめざした研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)