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人間の居る場所

出版社名 而立書房
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-88059-393-7
4-88059-393-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 313P 19cm

商品内容

目次

第1部 都市とは何か(都市は自由な人間の居場所―郊外と地方の未来
都市計画からはみ出すのが本当の都市である)
第2部 都市を人間の場所にする(みんなで面白がって街をつくるラテンのスピリットを
物を拾って工夫して使う暮らし
プライバシー偏重の標準世帯幻想を超えた地域社会圏づくり
人間の居る場所はつくることができる)
第3部 僕もコミュニティデザインをやってみた(吉祥寺と福井をつなぐ
横丁から都市をかきまわす)
付論 見田宗介という私のユートピア

出版社・メーカーコメント

近代的な都市計画は、業務地と商業地と住宅地と工場地帯を四つに分けた。しかしこれからの時代に必要なのは、業務と住居と商業と生産の機能が混在し、多様な人々が集まり、有機的に結びつける街づくりではないだろうか。福井・浜町と東京・吉祥寺で、隈研吾、馬場正尊、倉方俊輔ほか豪華審査員を迎えて3つのコミュニティデザイン大賞を開催した。その経験を踏まえ、『下流社会』『第四の消費』などで出色の時代分析を提示した三浦展が、これからの社会に求められる「横の公共」を提案する。

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年「カルチャースタディーズ研究所」設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)