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カトリーヌ・ド・メディシス ルネサンスと宗教戦争 下

出版社名 河出書房新社
出版年月 1990年3月
ISBNコード 978-4-309-20141-2
4-309-20141-5
税込価格 5,126円
頁数・縦 558P 図版16P 20cm
シリーズ名 カトリーヌ・ド・メディシス

商品内容

文学賞情報

1990年 第26回 日本翻訳出版文化賞受賞

要旨

「黒衣の女王」の復権。―16世紀のイタリアとフランスが生み出した稀有の女性、大ロレンツォの孫娘としてメディチ家の伝統を受け継ぎ、マキアヴェリ的政治手腕を発揮して王権を守った王母カトリーヌの実像。

目次

第3部 王の母は王を支配する(新しい政策の凡庸なるデビュー
家族に目を向けても、国事に悩むカトリーヌの心は晴れない
譲歩および前言取消しの終焉、虐殺・拷問・焼き打ちの始まり
カトリーヌは戦いの準備をし、母性愛を傷つけられる
マダム・カトリーヌはひそかに小さな戦いをくりひろげる
白昼堂々とおこなわれる本物の戦いと闇のなかで演じられる牽制作戦
ペチコートのなかの嵐は王家を震撼させる
途方もない結婚政策ははたして政治に役立つのだろうか?
政治的ではあったが、少しも夢のようでなかった結婚
弱き王は自らが師匠を選んだことによってますます弱体化する ほか)