• 本

下着の誕生 ヴィクトリア朝の社会史

講談社選書メチエ 189

出版社名 講談社
出版年月 2000年7月
ISBNコード 978-4-06-258189-9
4-06-258189-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 262P 19cm

商品内容

要旨

ピアノの「脚」をも隠蔽したモラル厳しき時代、衣装の下は三キロを超える重装備だった。産業革命、消費社会の到来。未曾有の社会変動を被ったヴィクトリア朝。美女・健康・旅行・自転車・女性誌…。数々のブームが沸くなかで、下着もまた激変した。巨大クリノリン、緊縛するコルセットから健康下着が生まれ、フリルとレースの世界へ…。下着の機能と装飾の変遷に、現代女性の美意識の原点=「肌の解放」を探る。

目次

第1章 動きだした社会
第2章 美女の時代
第3章 健康と旅行とアヴァンチュールと
第4章 服装改革運動
第5章 ワイルド・ウーマンの登場
第6章 フリルとレース―下着の楽しみへ

著者紹介

戸矢 理衣奈 (トヤ リイナ)  
1973年生まれ、東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学院総合文化研究科修士課程修了。’98年、英国サセックス大学にて修士号取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程在学中。専門はイギリス女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)