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歴史家の心眼

PHP文庫

出版社名 PHP研究所
出版年月 2001年3月
ISBNコード 978-4-569-57526-1
4-569-57526-9
税込価格 607円
頁数・縦 315P 15cm

商品内容

要旨

私たち人間が生きるということは、その時代を築いてゆくということだけでなく、歴史の中に存在しているという意味がある。その歴史にいかなる知恵を求め、自身の教訓となしてゆくかを、世の先達たちは繰り返してきた。社会が混乱に悩む現代こそ、再び、歴史に学ぶ時である。本書では、常に歴史家として時代を見つめ、メッセージを発してきた著者の晩年の作品を集成する。日本人必読の評論集。

目次

第1章 信長と秀吉(バサラの化身―織田信長
宣教師たちが信長を見誤った理由 ほか)
第2章 男たちの群像(源家二将の光と影―新田義貞と足利尊氏
「義」に生きて「花」を咲かせる―毛利勝永 ほか)
第3章 維新回天の叡智(龍馬とは何であったか
「騎乗の眼」で日本の将来を考えた男―坂本龍馬 ほか)
第4章 歴史と日本人(花は桜木、人は武士
「文化」という名の上昇エネルギー ほか)
第5章 ルネサンスの読み方(日本人が失ったもの
自由への鍛錬と苦悩 ほか)

著者紹介

会田 雄次 (アイダ ユウジ)  
大正5年京都市生まれ。昭和15年京都大学文学部史学科卒業。西洋史学専攻。神戸大学助教授、京都大学人文科学研究所教授を経て、京都大学名誉教授。文学博士。平成9年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)