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マラルメの詩学

出版社名 筑摩書房
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-480-83641-0
4-480-83641-1
税込価格 6,820円
頁数・縦 290P 22cm

商品内容

要旨

宇宙と人間を根源から問いただすマラルメの広大な詩と詩学の試み―詩学教授にして現代詩の新しい地平を拓いた詩人ボヌフォワが、きわめて緊密度の高い文体で、極限地帯への冒険に憑かれた精神の企ての本質に、斬新な視点から迫る白眉のマラルメ論。

目次

マラルメの詩学
最後の小筺の鍵
唯一無二の人とその対信者
軽少なるものの黄金
マラルメと音楽家

出版社
商品紹介

語学教授、詩人として高名な、フランスの批評家によるマラルメ論。具体的なテクストを分析しその語学の存在論的核心に迫る。

著者紹介

ボヌフォワ,イヴ (ボヌフォワ,イヴ)   Bonnefoy,Yves
1923年トゥールに生れる。シュルレアリスム、実存主義哲学の影響のもとに出発し、1953年『ドゥーヴの動と不動』により、現前の直接性を名付ける独自の詩学を樹立。以後、文芸、美術批評、シェイクスピアやイェイツの翻訳など広範な活動を続ける。1981‐93年、コレージュ・ド・フランス詩学教授
菅野 昭正 (カンノ アキマサ)  
1930年生れ。東京大学名誉教授
阿部 良雄 (アベ ヨシオ)  
1932年生れ。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)