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大阪人の「うまいこと言う」技術

PHP新書 360

出版社名 PHP研究所
出版年月 2005年8月
ISBNコード 978-4-569-64493-6
4-569-64493-7
税込価格 838円
頁数・縦 260P 18cm

商品内容

要旨

「アンタの話は『新しい煙管』やなあ。つまらんわ」―。笑いの都・大阪には、相手に「うまいこと言うなぁ」と思わず感心させ、場の空気を和ませるような会話表現がある。角が立たないように、言いたいことはしっかり言う。その技は、商談やお隣りさんとの日常会話、色街での駆け引きの中で息づいてきた。あからさまには言えないとき、窮地に陥ったときなど、ユーモア溢れるとっさの一言があれば、行き詰まる会話に風穴を開け、人間関係を円滑にできる!会話力を磨きたい人必読のオモシロ知的表現術。

目次

第1部 「しゃれ言葉」用例集(どないもなりまへんわ
口八丁、手八丁でっせ
ホンマ難儀な人やなあ
しょせんこの世は男と女やで
金の切れ目が縁の切れ目ですわ
さい先どないでっしゃろ)
第2部 大阪人の「言葉」と「コミュニケーション」―しゃれ言葉の誕生と特質をめぐって(生活(商い)と言葉
文化(芸能)と言葉
生活(商い)と文化(芸能)の相補作用
江戸との比較
大阪のしゃれ言葉
しゃれ言葉と現代)

おすすめコメント

「アンタの話は『新しい煙管』やなあ。つまらんわ」―。笑いの都・大阪には、相手に「うまいこと言うなぁ」と思わず感心させ、場の空気を和ませるような会話表現がある。角が立たないように、言いたいことはしっかり言う。そのワザは、商談やお隣りさんとの日常会話、色街での駆け引きの中で息づいてきた。あからさまには言えないとき、窮地に陥ったときなど、ユーモア溢れるとっさの一言があれば、行き詰まる会話に風穴を開け、人間関係を円滑にできる!会話力を磨きたい人必読のオモシロ知的表現術。

著者紹介

福井 栄一 (フクイ エイイチ)  
1966年、大阪府吹田市生まれ。京都大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科修了。上方文化評論家。社団法人生活文化研究所理事。上方の歴史文化や芸能に関する著作を次々に発表するとともに、上方文化の語り部として各地で精力的に講演をおこない、まったりとした「福井節」で人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)