詩人・菅原道真 うつしの美学
岩波現代文庫 文芸 136
出版社名 | 岩波書店 |
---|---|
出版年月 | 2008年6月 |
ISBNコード |
978-4-00-602136-8
(4-00-602136-4) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 206P 15cm |
商品内容
要旨 |
平安朝最高の漢詩人であった菅原道真。彼の事績に古代日本における外国文化の移入と、それをさらに高次の価値へと結晶させようとする文化的営為を見る。「写す・映す・移す」という意味を含む「うつし」という概念によって道真の作品を考察し彼の軌跡を追い、「モダニスト」としての道真像を浮き彫りにして、現代文化のあり方をも問う力作。 |
---|---|
目次 |
はじめに―「うつし」序説(写実主義はなぜ勝利しなかったか |