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裁判官が日本を滅ぼす

新潮文庫

出版社名 新潮社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-10-123141-9
4-10-123141-9
税込価格 649円
頁数・縦 431P 16cm

商品内容

要旨

極悪非道の強姦殺人魔を無罪とし、悲惨な再犯を招いた支離滅裂の判決。鑑定の虚偽を見抜けぬ思考停止した裁判官。元役員の正義の内部告発を罰した裁判官。陰惨な集団リンチによる殺人事件の、事件自体の存在をも否定した裁判官…。各個の事情を顧みぬ判例主義、相場主義、無罪病、欠落した市民感覚、正義感の欠落、倣岸不遜。緻密な取材で、司法を斬る渾身の告発ノンフィクション。

目次

小野悦男を解き放った無罪病裁判長の責任
「痴漢はあったのか、なかったのか」―同じ証拠で逆の結論
犯人が消えてなくなった仰天判決
裁判上の真実は「本当の真実」とは無関係
医師も絶句する「医療裁判」の呆れた実態
元検事も激怒した金融裁判のデタラメ
無期懲役の殺人犯がなぜまた無期懲役なのか
遺族を怒鳴り上げる傲慢裁判長
法廷で不正を奨励するエリート裁判官
少年法の守護神となったコンピューター裁判官
光市母子殺人被害者「本村洋氏」の闘い
障害者をリンチで殺した少年は「感受性豊か」
“言論取締官”と化した非常識裁判官たち
「言論の自由」を政治家に売り渡した最高裁
裁判官教育の失敗と教訓

著者紹介

門田 隆将 (カドタ リュウショウ)  
1958(昭和33)年、高知県生れ。中央大学法学部卒。雑誌メディアを中心に、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなどの幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)